震災以降、毎年お世話になっている学校があります。(今年度はコロナの影響で、プログラムが中止となりましたが)
宮古北高さんもそのひとつでして、先生方との情報交換会、生徒の皆さんを対象としたヒアリング、大学生が開発したプログラムのモデル実施、未来パスポートプログラム、かだるプログラムなどなど、多くの貴重な機会をいただきました。
被災地の現状を伺うための情報交換会では、テントの仮設店舗が会場だったのですが、あいにくの雨で、テントの隙間から、ぽつぽつと雨にうたれながらお話をしたことも思い出深いです。
2013年のプログラムで「理学療法士になって、地元に戻って仕事をするのが夢。将来や地元の復興について更に考えていきたい」と話してくれた山崎さんは、その後盛岡に就職。その5年後からは、講師役として毎年駆けつけてくれているのです♪ 更に、東京、神奈川、仙台、(なんと)広島(からも!)の企業の皆様、個人の皆様も、被災地の現状を知りたい、復興支援に携わりたいと、本当に多くの皆様が宮古北高でのプログラムに足を運んでくださいました。
2011年から毎年伺う風景は少しずつ変化していき、ようやく様々な整備が進んだと思ったのもつかの間、一昨年の台風被災もありましたが、友達や家族、人々を大事に思える、底抜けに明るい印象の宮古北高生、そしてその卒業生の皆さんの存在こそ、未来への希望だと感じています。また、宮古北高に伺う日を楽しみにしています!
2021.03.10