未来図書館からのお知らせです
未来図書館ブログ

震災伝承スタディツアー~大学生が学んだこと②

未来図書館で活躍する学生サポーターたちによる震災伝承スタディツアーご報告の続編です。
前回のブログはこちらです。↓
震災伝承スタディツアー~大学生が学んだこと①~|みらいとしょかん (miraitoshokan.com)
*****************
  ★★★★★★盛岡大学 児童教育学科4年 小野寺 小雪さん ★★★★★★
陸前高田市の東日本大震災津波伝承館と陸前高田市立博物館を見学した。津波、その復興などに関係する写真や映像、被災物などの展示を見る事で、多くの事を学び、考えることができた時間だった。
古来より、海は私たちに豊かなめぐみを与え、また、時に津波の災禍をもたらしてきた。東日本大震災で多くの尊い命が失われたことは記憶に新しい。今回のスタディツアーを通して、備えることの大切さ、そして何より、一人ひとりが自ら考え行動することの重要性を改めて思いしらされた。東日本大震災の事実や教訓を基に、自然災害に強い社会を築いていくためには、そして、ひとつでも多くの未来の命を守るためには、私には何ができるのかを今後も考えていきたい。今回もとても楽しく、有意義な時間を過ごすことができました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

   ★★★★★★盛岡大学 児童教育学科4年 大串碧空さん ★★★★★★
今回は、人生3度目の伝承館訪問となりました。何度も震災について学びに足を運ぶことで、当時起きたことを忘れないことはもちろん、教員を目指す身として子ども達に何を伝えていくべきか、私たち自身もいざという時にどうすることが大切なのかといったことを毎回考えて、前回訪れた時とはまた別な学びがあったと感じました。
あの日を忘れないことも大切ですが、今後について自分なりに考えることもできたとても貴重な時間になりました。また、博物舘でも震災で流された高校の船が漂着したことをきっかけに結ばれた他国とのご縁もあった事を知り、そういったご縁から震災について、または自然災害にどう向き合っていくかを日本だけでなく世界でも今まで以上に考えていけたら良いなと感じました。

    ★★★★★★ 盛岡大学 社会文化学科4年 西方ひかるさん ★★★★★★
伝承館を見学する中で記憶に残っているのは、実際に津波に流されて壊れた看板屋消防車などの展示物です。津波は海水の波だけではなく、このように様々な物を押し流しながら私たちの元へやってくるということを改めて学んだと同時に、ちゃんと知識を持って行動しないとこれは助からないなども感じました。また、東日本大震災の死因の9割は津波による溺死だということに驚きました。それ程までに津波の威力は計り知れないものです。高さに関わらず、津波と聞いたら、より高い所へすぐ逃げることを念頭に置いて生活したいと思います。地震大国と呼ばれる日本では、いつどこで大地震が起こるかわかりません。このツアーで学んだことを活かし、自分は大丈夫と思わず、大地震が起こった時はどう行動するかを身近な人と話し合いながら防災の意識を高めていきたいです。
 
   
   ★★★★★★  盛岡大学 日本文学科3年 大見 彩羽さん ★★★★★★
私はこのツアーに参加して、目を背けてしまっていた過去と向き合い、自分事として今一度震災について考えることができた。自分の命はもちろん、家族や友人、大切な人たちを守るために何をするべきなのかを学び、今後免れることのできない現実があるということを胸に留めながら、一日一日を大切に過ごしていきたいと思いました。また復興に向かう前向きな姿勢と、携わるたくさんの人々の大きな存在を知り、自分もお力添えが出来ればと思います。

子ども達の未来のためにご支援をお願いいたします

私たち未来図書館は、子どもと社会がつながることで、一人ひとりを尊重し合い、自分らしく幸せに生きていく社会の実現を目指しています。ご寄付やご協賛、自社商品やノベルティのご提供など、どうぞよろしくお願いいたします。

詳しくはこちら
Yahoo!ネット募金でのご支援はこちら
Softbankつながる募金でのご支援はこちら