未来図書館で活動する大学生が震災伝承や復興について学ぶスタディツアー。
学生達の感想の第二弾をぜひご覧ください。
震災当時のお話を聞く機会を得ることができ、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。お話の中で「その人にしか言えない言葉がある」とおっしゃっていたことが強く心に残っています。私は中学校の総合学習の時間に陸前高田市の方からお話を聞く機会があり、その時聞いたエピソードは8年経った今でも覚えています。これはその人にしか言えない言葉が届いたため、忘れることがなかったのではないかと感じました。実際に経験した人の話は強く心に残ります。なので、どうかこれからもたくさんの方に語り継いでほしいと思います。
岩手県立大学社会福祉学部人間福祉学科3年 畠山菜々美
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私は今回3.11未来パスポートに参加して、震災後11年を迎え記憶が薄れていく東日本大震災どう伝えていくか、また同じ過ちを繰り返さないようにどう生かすか、前を向いて考えているところが印象に残った。参加する前の私は「可哀想」「大変そう」などマイナスなイメージを持っていたが、実際参加してみて現地の人が求めているのは同情や憐れむ気持ちじゃなくて少しでも大震災のことを知ってもらう事だと思った。プログラムの最後に被害にあった校舎から子供のはしゃぐ声が聞こえて涙が出そうになった。当たり前の光景のはずなのに話を聞いた後に見る子供たちの姿はどこか特別で自分の中の当たり前って当たり前ではないのだと思った。今日の経験を一生忘れないで大切にしていきたい。
盛岡大学 3年 袴田新七
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地震・津波の怖さ、命の尊さについて改めて深く考えさせられた時間でした。東日本大地震では、多くの人の大切なものを容赦なく奪っていきました。実際に被害にあった人のお話を聞き、小学校を見学しました。あまりにも不運で自分も悔しい気持ちになりました。今回の活動を通して、3.11を原点に前向きに強く生きている石巻市の皆さんを見て、助け合い、支え合うことの大切さを身に染みて感じました。そして、東日本大地震を決して忘れず形として残すこと、これが未来に繋げる重要なことなのだと気付かされました。
盛岡大学3年 塚本優空